実は古くから行なわれていました。
しかし、学問的には何故か脂肪は、「Dermal Fat:真皮を付けた脂肪でないと生着しない。」という医学の見解が罷り通っています。
それを覆すような意見は、長らく日の目を見ませんでした。
しかし、脂肪吸引が盛んになるに従って再利用の考えが自然に起こってきました。
昭和61年頃の美容外科学会にて演題としても取り上げられるようになったと思います。
そして顔面注入に関してはすぐに一定の評価を得て、正規の美容外科医療として認知されました。
しかし、バストの注入に関しては、当時は感触の良いシリコンバッグが主流でした。
わざわざ脂肪を入れなくてもと言う発想もありましたね。
ところが平成3年頃から、アメリカのシリコンバッグによる乳癌裁判の余波を受けて、日本でも豊胸術は生理食塩水バッグが主流となりました。
しかし、明らかに感触が悪すぎて治療を受ける女性の満足が得られませんでした。
そこで脂肪注入が顧みられるようになった感があります。
脂肪注入による豊胸は、注入脂肪が生きていくためにはどうするか話合われました。
注入後に周りの組織から血管が伸びて入る必要があり、それで酸素と栄養の確保が出来、生きながらえていける。
このためには注入時できるだけ脂肪を散らばせて入れる必要があるという訳です。
メスを使わず、注射の針だけで多方向から注入する手技を研究している医者もいました。
これは数年後美容外科学会にて発表されました。
この手技により、 シコリを触知せず、ワンサイズアップを望めるようになったのです。





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